アルギニン
アルギニン(arginine)は、天然に存在するアミノ酸のひとつで、5-グアニジノ-2-アミノペンタン酸(5-グアニジノ-2-アミノ吉草酸)のことです。英発音に基づき、アージニンとも言います。
アルギニンは、発育期にある子供の成長に必要な準必須アミノ酸と言われています。成人では健康で活動的な体を維持するための非必須アミノ酸といわれる物質で、成人は体内で作られています。
アルギニンは、主に成長ホルモンの分泌に大きく関係していて、体内の活性化、免疫反応の強化、筋肉の強化などに効果があると言われます。
アルギニンは、体内でグルタミン酸から生成されます。特に子供の場合は、必要である十分の量のアルギニンを合成できないため、子供にとってアルギニンは必須アミノ酸です。
アルギニンを効果的に吸収するには、アルギニンと共にビタミンB6を摂ることが良いと言われています。
最近の研究では、このアルギニンが不足することで、以下のような症状が現れます。
など・・・。
アルギニンは、体内で一酸化窒素という重要な成分を生成し、それにより動脈硬化を防ぎ、活性酸素を除く役割を持っています。
アルギニンは、動脈硬化、高血圧、痴呆、骨粗しょう症、胃潰瘍、肝障害などの生活習慣病を含む老化病を予防改善しているというわけです。
全身の代謝を促進し、脂肪の減少や筋肉の増加、骨の強化など、身体の若返りに効果があります。この全身の代謝を促進し脂肪や筋肉の増加のような効果が燃焼系アミノ酸といわれる所以です。
アルギニンは、筋肉を増やしたり、損傷した筋肉を修復してくれる大切なアミノ酸です。
また、アルギニンには、ホルモンの分泌も促進してくれるので、精力減退にも効果が期待できます。また、アルギニンは、精子の数や運動性を高め、男性不妊症にも効果があるといわれています。
男性に限って言えば、精液の80%はこのたんぱく質の建築ブロックが占めているので、アルギニンの必要量は非常に多く、欠乏すると不妊につながると言われています。
また、アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。成長ホルモンは、寝ている間に分泌され若々しい身体を維持し脂肪を燃焼させます。
アルギニンは、下垂体が正常に機能するために不可欠なアミノ酸で、オルニチン、フェニルアラニン、その他の神経化学物質とともに、下垂体の成長ホルモンの合成などに関与しています。
アルギニン、オルニチンは成長ホルモンの合成と分泌を促進します。成長ホルモンは30歳ぐらいでほぼ分泌されなくなります。しかし、これらのアミノ酸を摂取すると成長ホルモンの分泌が促進されるとされています。
他の成長ホルモンリリーザーのトリプリファン、フェニルアラニン、グルタミン、グリシンと一緒に摂るとより効果的と言われています。
1日500mgの摂取が目安です。
肉類、ナッツ、大豆、玄米、レーズン、エビ、牛乳などに多く含まれています。